「カフェみたいなキッチンのある家に住みたい」——カフェ風の家づくりに憧れる方が増えています。無垢材のカウンターやタイルの壁など、既製品では出せない素材感や色の統一感を注文住宅だからこそ叶えられるのが魅力です。
この記事では、デザイン・素材選び・間取り・費用の目安まで、岐阜の工務店の視点でまとめました。

カフェ風キッチンとは?その魅力と人気の理由
カフェ風キッチンとは、カフェやベーカリーのようなあたたかみのある雰囲気を取り入れたキッチンのことです。
無垢材のカウンターやタイルの壁、見せる収納、やわらかな照明など、「生活感を抑えながらも居心地の良い空間」がその本質にあります。人気の理由は大きく3つです。
- 暮らしの中に「好き」が生まれる: 毎日使うキッチンだからこそ、お気に入りの空間にすることで家事の時間がぐっと楽しくなります
- 家族が自然と集まる場所になる: カフェのようなオープンな雰囲気は、家族やゲストとのコミュニケーションを自然と促します
- おしゃれさと実用性を両立できる: 見せる収納や作業しやすいカウンターなど、デザインと使いやすさを同時に叶えられます
注文住宅であれば、キッチンの形状や素材、色合い、照明計画まで自由に設計できるため、「自分だけのカフェ空間」を実現しやすいのが大きなメリットです。
カフェ風キッチン以外にも遊び心のあるアイデアに興味がある方は、アソビのある家づくり完全ガイドもあわせてご覧ください。
デザイン要素と素材選び|カフェの雰囲気をつくる6つのポイント
| 要素 | 素材・手法 | ポイント |
|---|---|---|
| カウンター | 無垢材・モールテックス・タイル天板 | 素材で雰囲気が大きく変わる。無垢材は経年変化も魅力 |
| 壁面 | サブウェイタイル・モザイクタイル | 目地色で印象が変わる。白タイルは万能 |
| 収納 | オープンシェルフ+扉付き収納 | 「見せる」と「隠す」のメリハリが鍵 |
| 照明 | ペンダントライト2〜3灯 | 電球色で暖かい雰囲気を演出。調光機能をつけると時間帯で雰囲気を変えられる |
| 床材 | テラコッタタイル・ヘリンボーン・コンクリート調 | キッチンの雰囲気を足元から作る。汚れに強い素材選びも大切 |
| 色調・テイスト | ホワイト×ウッド・グレー×黒・テラコッタ×グリーン | 全体のカラーパレットを先に決めると統一感が出やすい |

テイストはナチュラル系・ブルックリン系・北欧系などがあり、方向性を先に決めてから素材や色を選ぶと統一感のある空間に仕上がります。岐阜は夏の湿度が高いため、木材には調湿性や表面処理への配慮も大切です。
動線と使いやすさを兼ね備えたカフェ風キッチンの間取り
おしゃれなキッチンも、使いにくければ日々のストレスに。見た目と動線の両方を大切にしましょう。
対面式・アイランド型がカフェ風と相性抜群
対面式やアイランド型は、料理中も家族と会話できるカフェのカウンター席のような開放感が魅力です。子育て世代はリビングの子どもを見守りながら料理できる安心感もあります。
カフェ風キッチンで動線を考える際は、「冷蔵庫→シンク→コンロ」の作業トライアングルを意識した配置が基本です。この3点を結ぶ距離が短いほど調理効率が上がり、おしゃれさと使いやすさを両立しやすくなります。
また、パントリーはキッチンの動線上に配置すると、食材や調理家電の出し入れがスムーズになります。
カウンターの高さと奥行き
- ハイカウンター(立ち飲み・軽食用): 高さ90〜100cm、奥行き30〜40cm
- ダイニング兼用: 高さ70〜75cm、奥行き40〜50cm
「立ち上がり」で段差をつければ、手元を隠しつつカフェカウンターの雰囲気を演出できます。
パントリーで「見せない部分」を確保する
キッチン背面や横にパントリーを設け、ストックや調理家電をすっきり収納。見える部分はおしゃれに、見えない部分はしっかり収納——このメリハリが長く快適に使い続けるコツです。

カフェ風キッチンの費用の目安
カフェ風キッチンを注文住宅で実現する場合の費用感をまとめました。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| システムキッチン本体(対面式・カフェ風仕様) | 80〜200万円程度(ハイグレードはそれ以上) |
| 造作カウンター(無垢材天板) | 15〜80万円程度 |
| タイル壁面施工 | 10〜30万円程度 |
| ペンダントライト(2〜3灯) | 3〜10万円程度 |
| オープンシェルフ・造作収納 | 10〜30万円程度 |
※金額はあくまで目安です。仕様やグレードにより異なります。
カフェ風キッチンは、すべてを造作でつくる方法と、既製のシステムキッチンをベースにアレンジする方法があります。予算に応じて、こだわりたい部分に重点的に費用を配分するメリハリのある計画が大切です。
岐阜は名古屋に比べて土地価格を抑えやすいため、その分キッチンや内装にこだわりの予算を回しやすいという利点があります。
同じ総予算でも、岐阜であれば広いLDKにゆとりあるカフェ風キッチンを設ける余地が生まれます。
また、岐阜の夏は高温多湿のため、キッチンの換気計画はもちろん、木材など自然素材を使用する場合は調湿性や表面処理への配慮も設計段階から考慮しておくと安心です。
無垢材や珪藻土などの自然素材の選び方は自然素材と高性能住宅で詳しく解説しています。
実際のカフェ風キッチンの施工事例は施工事例一覧からご覧いただけます。
まとめ
- カウンター素材・タイル壁・見せる収納・照明・床材・色調のバランスがカフェ風キッチンの鍵
- 対面式・アイランド型の間取りで、カフェらしい開放感と家族との自然な会話を両立。作業トライアングルを意識した動線設計も大切
- パントリーで「見せない部分」を確保し、おしゃれさと日々の実用性を両立
- 岐阜の高温多湿の気候に合った素材選びと換気計画で、長く快適に使い続けられる
カフェ風キッチンのある暮らしに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「こんな雰囲気にしたい」という写真やイメージをお持ちいただくだけでも大丈夫です。あなたの「好き」を形にする家づくりを、アソビとくらしがお手伝いします。



