「そろそろ家がほしいな」と思い始めたものの、注文住宅の家づくりは何から始めればいいのかわからない。そんな方は決して少なくありません。「資金計画が先?」「土地探しが先?」と、情報が多すぎてかえって迷ってしまいますよね。
この記事では、家づくりの流れと進め方をわかりやすく解説します。最初からすべてを完璧に決める必要はありません。一つひとつ順番に進めていきましょう。岐阜で検討中の方は、岐阜で注文住宅を建てるための完全ガイドもあわせてご覧ください。

家づくりの最初の一歩|資金計画と土地探しはどっちが先?
注文住宅の進め方で最初に迷うのが、「資金計画と土地探し、どちらを先にすればいいの?」という疑問です。結論から言うと、資金計画が先です。
まずは「いくらかけられるか」を知る
住宅ローンの借入可能額は年収や勤続年数によって変わります。「借りられる額」と「無理なく返せる額」は異なるため、ライフプラン全体を見渡して予算の目安を把握しましょう。一般的には年収の5〜6倍が借入額の目安ですが、お子さまの教育費や車の買い替えなど、将来の出費も考慮して余裕を持った計画が大切です。

予算がわかれば、土地探しが動き出す
総予算が見えてくると、「建物にいくら」「土地にいくら」「諸費用にいくら」という配分が考えられるようになります。岐阜エリアの場合、岐阜市郊外で坪15〜25万円程度、各務原市で坪15〜30万円程度が住宅地の目安です。名古屋通勤圏でありながら土地価格が大幅に抑えられるため、同じ予算でもゆとりある敷地を確保しやすいのが岐阜のメリットです。
※土地の価格は時期やエリアによって変動します。最新の情報は不動産会社や工務店にご確認ください。
工務店・ハウスメーカーの選び方
資金計画と並行して進めたいのが、家づくりのパートナー選びです。注文住宅の依頼先は大きく「ハウスメーカー」と「工務店」の2つがあります。ハウスメーカーは全国展開で豊富なモデルプランと品質の均一性が特徴、工務店は地域密着でお客様の暮らしに合わせた自由度の高い設計が強みです。なお、住宅瑕疵担保責任保険への加入は法律で義務化されており、構造や防水に関する保証はどちらでも同じように確保されています。詳しくは工務店とハウスメーカー、どちらを選ぶべき?をご覧ください。
選び方のポイント
依頼先を選ぶときは、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 施工事例を見る: デザインのテイストが自分たちの好みに合っているか
- 対応エリアを確認する: 建てたいエリアでの施工実績があるか
- 相談のしやすさ: 初回相談の雰囲気や、質問への回答が丁寧かどうか
- アフターサポート: 建てた後のメンテナンス体制や保証内容
最初から1社に絞る必要はありません。気になる会社に気軽に相談してみることが、家づくりの大きな一歩になります。
注文住宅の家づくりの流れ|相談から完成までの進め方
家づくりが実際にどのような流れで進むのか、5つのステップで見ていきましょう。全体像がわかると安心です。
- 情報収集・相談(1〜2か月): 気になる工務店やハウスメーカーに相談してみましょう。「まだ何も決まっていない」で大丈夫です。見学会に参加すると素材の質感や空間を体感できます。
- 資金計画・土地探し(1〜3か月): 資金計画をもとに土地探しを進めます。工務店と一緒に探すとプロの視点でアドバイスを受けられます。
- 設計・プランニング(2〜4か月): 暮らし方やこだわりをヒアリングしながら間取りやデザインを練り上げます。岐阜は夏の猛暑と冬の寒さが厳しいため、高断熱・高気密の設計が鍵です。
- 着工・施工(4〜6か月): 基礎工事から上棟、内装・外装工事を経て完成へ。工事中も定期的に現場を確認できます。
- 引き渡し・新生活スタート: 完成検査を経て引き渡し。定期点検やメンテナンスのサポート体制があると安心です。

全体で約10か月〜1年半が一般的な目安です。余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
見落としがちな3つの落とし穴
家づくりの流れを知った上で、初めての方が見落としがちなポイントを3つお伝えします。事前に知っておくことで、予算オーバーや「こんなはずじゃなかった」を防ぎやすくなります。
- 諸費用を見落としがち: 建物本体の価格だけでなく、登記費用、住宅ローンの手数料、火災保険料、外構工事費など、さまざまな諸費用がかかります。一般的に建物と土地の合計額の10〜15%程度を見込んでおくと安心です。
- 地盤調査の結果で費用が変わる: 岐阜県南部の濃尾平野は河川によって形成された沖積平野で、エリアによっては地盤改良工事が必要になることがあります。費用は0〜150万円程度と幅があるため、土地購入前にハザードマップや地盤サポートマップで地盤の傾向を確認しておきましょう(正式な地盤調査は土地の契約後に実施します)。
- 「完成形」をイメージしにくい: 図面や間取り図だけで完成形をイメージするのは、初めての方にとって難しいものです。パースや3Dイメージ、素材サンプルで視覚的に確認できる工務店を選ぶと、「こんなはずじゃなかった」を防ぎやすくなります。
まとめ
- 家づくりは「資金計画→土地探し→パートナー選び」の順に進めるのが基本
- 全体の期間は約10か月〜1年半が目安。余裕を持ったスケジュールで進めましょう
- 諸費用(建物+土地の10〜15%)や地盤改良の可能性も事前に考慮しておくと安心
- 「まだ何も決まっていない」状態でも大丈夫。多くの方が同じスタートラインから始めています
家づくりのこと、気軽にご相談ください。アソビとくらしでは、まずはお話を聞かせていただくところから始めます。岐阜で初めて注文住宅を検討されている方も、どんな小さな疑問でもお気軽にお問い合わせください。



