「そろそろ家を建てたいけれど、岐阜市のどのエリアがいいんだろう?」
同じ岐阜市内でも、エリアによって暮らしの雰囲気や土地の相場、子育て環境は大きく異なります。
この記事では、岐阜市で注文住宅を建てたい方に向けて、エリア別の特徴や土地選びのポイントをまとめました。
費用や流れなど注文住宅の全体像については、岐阜で注文住宅を建てるための完全ガイドもあわせてご覧ください。

岐阜市ってどんなまち?注文住宅を建てる前に知っておきたい地域特性
岐阜市は人口約40万人の県庁所在地。長良川が市内を流れ、金華山がシンボルとして街を見守る、自然と都市機能がバランスよく共存するまちです。
住宅地としての最大の魅力は、名古屋へのアクセスの良さと、ゆとりある暮らしの両立です。
JR岐阜駅から名古屋駅まで快速で約18分。名古屋市内で働きながら、岐阜の落ち着いた住環境で暮らすという選択をしている方は少なくありません。
岐阜市の気候と住宅設計の関係
岐阜市は内陸性気候で、夏は最高気温が35度を超える猛暑日が多く、冬は北西(伊吹山側)から冷たく乾いた季節風が吹きます。
この寒暖差に対応できる高断熱・高気密の住宅性能が、一年を通じて快適に暮らすためのポイントです。
素材選びや断熱計画の詳細は自然素材と高性能住宅で解説しています。
岐阜市の住みやすさとエリア別の魅力

岐阜市は南北に広く、エリアによって雰囲気・土地価格・利便性・災害リスクが大きく異なります。注文住宅を建てる方に人気のエリアをご紹介します。
| エリア | 土地価格 | 利便性 | 災害リスク | 子育て環境 |
|---|---|---|---|---|
| 北部(長良・三田洞) | 中〜やや高 | ○ | 比較的低い | ◎ |
| 中心市街地 | 高 | ◎ | 比較的低い(エリアにより要確認) | ○ |
| 南部(柳津・鏡島) | 低〜中 | ○ | 要確認 | ○ |
| 東・北東部(芥見・岩野田) | 中 | △ | 比較的低い | ○ |
※災害リスクの表記は相対的な目安です。いずれのリアも建築前に最新のハザードマップ・地盤調査で個別確認をお願いします。
※東部は車移動が前提のため利便性は△としています。
北部エリア(長良・三田洞方面)――自然豊かなゆとりある暮らし
長良川や金華山に近く、自然豊かで落ち着いた住宅地です。
長良東・長良西学区は教育志向の高い世帯に根強いニーズがあり、子育て世代に特に選ばれているエリアです。岐阜公園や金華山ロープウェイも身近に楽しめます。一方、土地価格は岐阜市郊外と比べてやや高め。
また冬は北西(伊吹山側)からの季節風の影響で冷え込みやすいため、断熱性能の高い住宅設計が特に重要です。 こんな方に向いている:教育環境・自然環境を重視したい方
中心市街地エリア――利便性を重視した暮らし
JR岐阜駅・名鉄岐阜駅に近く、商業施設や医療機関が充実。土地価格は岐阜市内でも高水準で、敷地が限られるため狭小地を活かす設計力が求められます。
駐車場の確保が課題になりやすいため、台数・配置も含めて設計段階から計画することが大切です。 こんな方に向いている:通勤・通学の利便性を最優先にしたい方
南部エリア(柳津・鏡島方面)――手頃な土地価格と生活利便性
平坦な地形で区画が整ったエリアが多く、土地価格が手頃。自転車での移動もしやすく、カラフルタウン岐阜をはじめ大型商業施設が充実しています。
名古屋方面への通勤圏としても選ばれています。ただし、軟弱地盤の可能性があるため地盤調査が必要です。
長良川・揖斐川沿いの浸水想定区域に含まれる箇所もあるため、ハザードマップの事前確認は必須です。 こんな方に向いている:コスパ重視・名古屋通勤の方
東・北東部エリア(芥見・岩野田方面)――広い土地と静かな環境
広い敷地を確保しやすく、駐車場3台分やウッドデッキなど敷地を活かした設計が可能です。閑静な住宅地でのびのびした子育て環境を求める方に選ばれています。
一方、岐阜駅まで車で20〜30分程度かかり、公共交通が限られるため車が必需品。朝夕の国道156号線沿いは渋滞が発生しやすい点も考慮しておきましょう。周辺施設の立地状況も含め、現地確認をおすすめします。
こんな方に向いている:広い敷地・静かな環境でのびのび子育てをしたい方
岐阜市の土地選びポイント|地価・学区・交通アクセス
土地相場の目安
| エリア | 坪単価の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 岐阜市中心部 | 25〜45万円/坪 | 利便性が高い。坪単価も高め |
| 岐阜市郊外 | 15〜25万円/坪 | 広い土地を確保しやすい |
※参考値です。名古屋市内の住宅地では坪50万円以上のエリアも多く、岐阜市なら同じ予算でより広い土地を確保しやすく、設計自由度が広がります。
子育て世代に人気の学区は長良・島地区。通学路の安全性や公園も現地で確認しましょう。
岐阜市は車社会のため、駐車場2〜3台分を確保できる土地がおすすめです。
見落としがちなチェックポイント
- ハザードマップ: 長良川流域の浸水想定区域を必ず確認
- 用途地域: 建ぺい率・容積率・準防火地域の制限に注意
- 農地転用: 宅地への転用には数か月かかることがあります
岐阜市の子育て環境と家づくりのポイント

岐阜市は子育て世代にとって暮らしやすい環境が整っています。市内各地に公立小中学校があり、岐阜大学医学部附属病院や岐阜県総合医療センターなど大きな病院も充実。家族で楽しめるスポットも豊富です。
- 岐阜公園・金華山: 散策やロープウェイで山頂へ。家族のお出かけにぴったり
- 河川環境楽園・アクア・トトぎふ: 隣接する各務原市にある世界淡水魚園水族館。岐阜市からもアクセスしやすく、子どもに大人気
家づくりにおいて押さえておきたい岐阜市特有のポイントは次の3つです。
- 高断熱・高気密の住宅性能: UA値0.6以下(省エネ基準)を最低ラインとし、できればZEH水準のUA値0.46以下を目指すと岐阜の気候により対応できます。珪藻土や無垢材などの調湿素材も合わせて活用するとさらに効果的です
- 地盤・水害リスクの確認: 地盤調査とハザードマップ確認は必須。浸水リスクのあるエリアでは基礎の嵩上げも検討しましょう
- 土地探しはプロと一緒に: 建築制限・農地転用・地盤状態など、住宅設計を見据えた視点で土地を見てもらうと安心です
岐阜で建てた家の実例は施工事例からご確認いただけます。
まとめ
- 名古屋駅までJR快速約18分。通勤利便性とゆとりある住環境を両立
- エリアごとに土地相場や雰囲気が異なるため現地確認が大切
- ハザードマップ・用途地域・農地転用は必ず事前にチェック
- UA値0.46以下を目指す高断熱・高気密の住宅性能が、岐阜の寒暖差に対応した快適な暮らしの鍵
岐阜市での家づくりのこと、気軽にご相談ください。土地探しのことも、家の性能のことも、まずはお話を聞かせていただくところから始めます。



