本文へスキップ

住まいの性能・素材

岐阜で建てる自然素材の家|漆喰・珪藻土・無垢材の選び方
住まいの性能・素材

岐阜で建てる自然素材の家|漆喰・珪藻土・無垢材の選び方

2026.08.27 公開(2026.09.24 更新)

#自然素材#漆喰#珪藻土

「自然素材の家に憧れるけれど、実際どんな違いがあるの?」。無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材は、見た目の温かみだけでなく、岐阜の気候に合った暮らしやすさにもつながる特徴を持っています。この記事では、岐阜で自然素材の家を建てる際に知っておきたい、それぞれの素材の特徴をご紹介します。

自然素材の家が選ばれる理由

自然素材が選ばれる理由の一つは、素足で歩いたときの温かさや、自然な木の香りなど、五感で感じる心地よさです。合板や新建材では再現しにくい、経年変化を楽しめる質感も自然素材ならではの魅力です。

調湿効果という機能面の魅力

漆喰や珪藻土のような自然素材には調湿効果があり、室内の湿気を吸ったり放出したりする性質があります。岐阜のように夏は高湿度、冬は乾燥しやすい地域では、この調湿効果が快適な室内環境づくりに役立ちます。

経年変化を楽しめる

自然素材の魅力は、機能面だけではありません。使い込むほどに色合いが深まる無垢材の床、少しずつ味わいが増していく漆喰の壁。こうした経年変化を「劣化」ではなく「味わい」として楽しめることも、自然素材ならではの魅力です。アソビとくらしが大切にしている「暮らしの中に生まれるときめきや余白」という考え方とも、自然素材は相性がよい選択肢だと感じています。香りや質感は、実際に手に取ってみないと分からない部分も多くあります。

漆喰の壁と無垢材の床が調和する明るい室内のイメージ

漆喰・珪藻土・無垢材、それぞれの特徴と選び方

漆喰・珪藻土・無垢材、3つの自然素材サンプルのイメージ

自然素材にはそれぞれ異なる特徴があります。

素材特徴主な用途
漆喰調湿性・抗菌性に優れ、独特の光沢感がある壁の仕上げ材
珪藻土高い調湿性と消臭効果、ざらっとした質感壁の仕上げ材
無垢材素足の温かさ、経年変化を楽しめる床材・建具・造作家具

漆喰は耐久性が高く汚れがつきにくい素材で、珪藻土は珪藻の化石が原料で湿気やニオイを吸着する性質に優れています。無垢材は樹種によって色合いや硬さが異なり、リビングには硬さのあるオーク材やナラ材、寝室には素足でやわらかく感じられるパイン材やヒノキ材など、用途に合わせて選べます。無垢材の特徴については、無垢材の床で暮らすでも詳しくご紹介しています。

部屋ごとに使い分ける

壁材についても、リビングや寝室には調湿効果の高い漆喰や珪藻土を、湿気がこもりやすい洗面室には防カビ性に優れた仕上げを選ぶなど、部屋ごとの湿度環境に合わせて選ぶことが大切です。すべてを自然素材にするのではなく、こだわりたい場所を絞って取り入れる選び方もできます。

岐阜の気候と自然素材の相性

岐阜の気候をイメージした山と家のイラスト

岐阜県南部は、夏は高温多湿、冬は伊吹おろしと呼ばれる乾いた冷たい風が吹く、寒暖差の大きい内陸性気候です。夏の高湿度は、壁内や床下の結露・カビの原因になりやすく、冬の乾燥は、木材の収縮やひび割れにつながることもあります。

漆喰や珪藻土のような調湿性の高い自然素材は、こうした岐阜の気候の中でも室内の湿度変化を緩やかにし、結露やカビのリスクを抑える効果が期待できます。特に梅雨時期から夏にかけては、除湿機能のある換気システムと組み合わせることで、自然素材の調湿効果をより活かしやすくなります。ただし、自然素材の調湿効果だけに頼るのではなく、基礎の防湿対策や床下換気など、建物全体の湿気対策とあわせて考えることが大切です。

自然素材を選ぶときの注意点とお手入れ

自然素材は魅力が多い一方で、合板や新建材と比べて価格が高くなる傾向や、施工に手間がかかる場合があります。また、漆喰や珪藻土は衝撃に弱く、ひび割れが生じることもあるため、施工に慣れた工務店を選ぶことが大切です。無垢材は、湿度によって伸縮する性質があるため、施工時の板の間隔や下地の工法にも配慮が必要です。こうした自然素材ならではの性質を理解したうえで、経験のある工務店に依頼することで、ひび割れや隙間といったトラブルを防ぎやすくなります。

お手入れの面では、無垢材は定期的なオイルメンテナンスが必要な場合があり、漆喰や珪藻土は水に弱いため、水回りでの使用には注意が必要です。とはいえ、日々のお手入れはそれほど難しくなく、「手をかけるほど愛着が湧く」のも自然素材の魅力のひとつです。

自然素材と性能を両立させる考え方

断熱性能と自然素材を組み合わせた壁構造のイメージ

自然素材の心地よさと、断熱・気密性能などの住まいの基本性能は、どちらか一方を選ぶものではありません。高断熱・高気密の躯体に自然素材を組み合わせることで、快適さと性能を両立した住まいを実現できます。断熱性能はUA値(外皮平均熱貫流率)、気密性能はC値(相当隙間面積)という数値で客観的に確認できるため、素材選びと合わせて、性能面の数値も確認しておくと安心です。

自然素材と高性能住宅の組み合わせについては、自然素材と高性能住宅で叶える快適な暮らしでも詳しくご紹介しています。

まとめ

  • 自然素材は五感で感じる心地よさと調湿効果が魅力
  • 漆喰・珪藻土・無垢材はそれぞれ異なる特徴を持つ
  • 施工に手間がかかる場合があり、慣れた工務店選びが重要
  • 断熱・気密性能と組み合わせることで、快適さと性能を両立できる

実際にどのような自然素材を使った住まいが実現できるかは、施工事例でもご紹介しています。写真だけでは伝わりにくい質感や香りは、実物に直接触れていただくのが一番です。素材のサンプルはもちろん、ご希望に応じて実際にお住まいの方のお家を見せていただけることもあります。「なんとなく良さそう」という漠然としたイメージだけでなく、それぞれの素材の特徴を知ったうえで選ぶことで、暮らし始めてからの満足度も高まります。

自然素材の家づくり、まずはどんな素材に興味があるか、気軽にお聞かせください。

お問い合わせはこちら家づくりの流れを見る

記事の内容は正確な情報の発信を心がけていますが、誤りが含まれる場合があります。
特に補助金・税制などの制度情報は変更されることがありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。
記載の金額・数値は目安であり、条件により異なります。

ACCESS

アクセス

〒500-8357 岐阜県岐阜市六条大溝1丁目5-6

JR岐阜駅より車で約8分
名鉄岐阜駅より車で約9分

駐車スペースあり

施工エリア

岐阜県岐阜市/各務原市/愛知県一宮市周辺 ※事務所から車で約1時間圏内まで