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リノベーション・リフォーム

断熱リフォームの効果と費用|光熱費はどれだけ変わる?
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断熱リフォームの効果と費用|光熱費はどれだけ変わる?

2026.08.12 公開(2026.09.24 更新)

#断熱リフォーム#光熱費#窓リフォーム

「冬になると部屋が寒い」「夏の冷房代が高い」。築年数の経った住まいにお住まいの方から、そんな声をよく伺います。この記事では、断熱リフォームでどのような効果が期待できるのか、費用の目安や使える補助金とあわせてご紹介します。

断熱リフォームで暮らしはどう変わる?

断熱リフォームの効果として多く聞かれるのは、「部屋間の温度差が減った」「エアコンの効きが良くなった」「結露が減った」といった変化です。特に窓は住宅の中でも熱の出入りが大きい部分のため、窓の断熱改修は比較的小規模な工事でも体感しやすい効果が期待できます。

断熱リフォームは、リビングだけでなく、寒さを感じやすい脱衣室や廊下など、家全体の温度差を減らす効果も期待できます。断熱性能が上がると、冷暖房の効率が良くなるため、光熱費の削減にもつながりやすくなります。特に窓は、冬に暖房で温めた熱の約58%、夏に冷房の効きを妨げる熱の約73%が出入りするとされる部分です(出典:資源エネルギー庁の資料を基に作成)。窓の断熱改修は、この熱の出入りを抑えられる分、光熱費の変化を体感しやすい工事といえます。ただし、実際の削減額は住宅の状態や使い方によって差があるため、「必ずこれだけ下がる」と断言できるものではない点はご留意ください。

窓の断熱リフォーム(内窓設置)のイメージ

窓・壁・床|断熱リフォームの種類と費用目安

窓・壁・床の断熱リフォームの種類を示すイメージ

断熱リフォームにはいくつかの方法があり、予算や工事範囲に応じて選ぶことができます。

工事内容費用の目安特徴
内窓の設置・ガラス交換10万〜50万円/か所比較的短工期・低コストで始めやすい
壁の断熱改修要見積もり内装の解体を伴うため工事範囲が広くなりやすい
床下の断熱改修要見積もり床下からの工事が可能な場合は比較的取り組みやすい

※費用は住宅の広さや工事範囲により大きく異なります。正確な金額は現地調査のうえでのお見積もりが必要です。

限られた予算の中では、まず窓の断熱改修から着手する方が多い傾向にあります。窓は熱の出入りが大きい割に、内窓設置のような比較的取り組みやすい工法もあるため、費用対効果を実感しやすい部分です。複層ガラスや日射熱を抑えるLow-Eガラス(遮熱タイプ)を選べば、夏の日差しを和らげながら冬の暖かさは逃さないという効果が期待できます。他の劣化箇所とあわせて優先順位を検討したい場合は、築20年の家、リフォーム費用の目安と優先すべき箇所も参考になります。

断熱性能はどう確認する?UA値とC値の基礎知識

断熱性能(UA値・C値)を確認するイメージ

断熱リフォームの効果は、感覚だけでなくUA値(外皮平均熱貫流率)という数値で客観的に確認できます。国が定める省エネ基準ではUA値0.6以下が一つの目安とされていますが、岐阜のような寒暖差の大きい気候で年間を通じて快適に過ごすには、ZEH水準やHEAT20 G2グレードに相当するUA値0.46以下を目指すとより効果を実感しやすくなります。

また、高断熱とあわせて重要なのが気密性能です。C値(相当隙間面積)は1.0以下を目指したいところで、0.5以下であればより快適な室内環境が期待できます。気密性が低いと、せっかく断熱リフォームをしても隙間から熱が逃げてしまい、効果を十分に実感できないことがあります。リフォームの見積もり時には、断熱改修後のUA値・C値の目安についても確認しておくと安心です。リフォーム前後の数値がどう変化するかをシミュレーションで示してくれる会社を選ぶと、工事の効果を具体的にイメージしやすくなります。

岐阜の気候だからこそ実感できる効果

岐阜の寒暖差の大きい気候のイメージ

岐阜県南部は夏は猛暑日が多く、冬は伊吹おろしと呼ばれる冷たい季節風が吹く、寒暖差の大きい内陸性気候です。この気候特性のため、断熱性能が低いと夏も冬も冷暖房に頼らざるを得ず、光熱費がかさみやすい傾向があります。梅雨から真夏にかけての高温多湿な環境でも、断熱・気密性能を高めておくことで、室内の温湿度変化を穏やかに保ちやすくなります。

効果を実感しやすい地域

岐阜は、断熱リフォームの効果を実感しやすい地域ともいえます。梅雨から夏にかけての高湿度対策としても、断熱・気密性能の向上は結露やカビの抑制につながることが期待できます。断熱リフォームとあわせて換気計画を見直すことも大切です。気密性が高まった住まいでは、計画的な換気によって室内の空気を入れ替えることで、結露やカビをより効果的に抑えられます。断熱性能の高い窓は気密性も高まるため、計画換気と組み合わせることで、春の花粉シーズンでも窓を開けずに換気できるというメリットもあります。建て替え・リフォーム全体の選び方については、リノベーション・リフォーム完全ガイドでも詳しく解説しています。

断熱リフォームで使える補助金

断熱リフォームの補助金のイメージ

断熱リフォームには、国の補助金制度がいくつか用意されています。窓の断熱改修に特化した「先進的窓リノベ2026事業」、その他の断熱・省エネ改修を対象にした「みらいエコ住宅2026事業」は、いずれも最大100万円の補助が用意されています。給湯器の高効率化を対象にした「給湯省エネ2026事業」もあり、複数の制度を組み合わせることで、まとまった補助を受けられる場合もあります。

みらいエコ住宅2026事業は、開口部・躯体の断熱改修またはエコ住宅設備の設置のいずれか1つ以上が対象となり、窓の断熱改修だけでも申請できるため、まずは窓から始めたい方にも活用しやすい制度です。

早めの情報収集がおすすめ

補助金には予算の上限があり、人気の制度は早期に受付終了となることもあります。工事を検討し始めたら、早めに情報収集を始めることをおすすめします。詳しい制度の一覧は岐阜で使える住宅補助金・助成金まとめでもご紹介しています。

※補助金・助成制度の内容は予告なく変更・終了される場合があります。申請前に必ず各制度の公式サイトまたは窓口で最新の情報をご確認ください。

まとめ

  • 断熱リフォームは、部屋間の温度差の軽減や冷暖房効率の改善につながりやすい
  • 窓の断熱改修は比較的取り組みやすく、効果を実感しやすい工事のひとつ
  • 岐阜の寒暖差の大きい気候だからこそ、断熱リフォームの効果を実感しやすい
  • 窓・給湯器・その他断熱改修それぞれに使える国の補助金制度がある
  • 予算の上限があるため、早めの情報収集がおすすめ

断熱リフォームのご相談、まずはお家の状態を見せていただくところから始めます。小さな気になる点でも、遠慮なくお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら家づくりの流れを見る

※本記事の内容はあくまで目安であり、実際の効果や費用は住宅の状態により異なります。正確な情報は現地調査でご確認ください。

記事の内容は正確な情報の発信を心がけていますが、誤りが含まれる場合があります。
特に補助金・税制などの制度情報は変更されることがありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。
記載の金額・数値は目安であり、条件により異なります。

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